マインからマインドへ トップページへ戻る 松岡 達也さん聞き取り調査

場 所 本校ICT教室
年月日 2007年(平成19年)8月31日
時 間 9:30〜12:00


 別子鉱山鉄道で機関士をされていた松岡 達也さんにご来校していただき、当時のお仕事についてお聞きしました。

 松岡さんは、日本で初めての山岳鉄道として活躍した別子1号機関車をはじめ、電気機関車、ディーゼル機関車など歴代の機関車を20年に渡り運転されました。

 別子鉱山鉄道は一般の鉄道と違い、急カーブや急傾斜など、運転は困難を極めました。特にブレーキは最深の注意が必要だったとのことでした。

 いつも危険性と隣り合わせで重なる苦労のため、30代で白髪になったとのお話をお聞きして、仕事の大変さを感じることができました。

 また、朝・夕、内宮神社の前を通るときには、心の中で礼をして(運転しているので頭が下げれない)一日の安全祈願と一日を安全に終えた感謝をされていたとのお話は、松岡さんのお仕事に対する姿勢のすばらしさも感じることができました。

 機関士としてさまざまなご苦労がありましたが、そのご苦労があったからこそ20年間無事故という実績を残すことができたのだと思います。

 松岡さんに教えていただいたことを今後の活動に生かし、また多くの方にも伝えていきたいです。


松岡 達也さんにお話をお伺いしている様子 当時使っていたハンマー 昨年ハンマーの柄の部分を新しくされたそうです。
松岡 達也さんにお話を
お伺いしている様子
当時使っていたハンマー
昨年ハンマーの柄の部分を
新しくされたそうです。


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